31日 8月 2023
前回は社会の選択について書きましたが、今回は理科の選択について書こうと思います。大部分の高校では二年次に理科の選択があると思います。当然将来の進路を見据えて科目の選択をするわけですが、大学入試の科目の縛りや有利不利等を考えながら決めていくとなると案外大変です。物理学科や化学科であれば物理や化学必須であとひとつ、つまり物理化学、生物化学、物理地学、の三択になるかと思います。まず、地学は意外と狙い目だったりするんですが、何しろ参考書や問題集があまり売ってないんです。勉強する材料が見つけづらいので、あまりオススメ出来ません。生物系の学科を受験する以外は物理化学が無難です。東工大や慶應は生物で受けれなかったりしますし、医学部でも物理指定、もしくは生物でも受けれますが伝統的に生物は難問が多い大学があったりするんですよ。まあ、医学部だと入学してから数学や物理はあんまりやりません。逆に高校生物知らないとちょっときついかも、というところもあったりします。要するに物理化学生物全部できればいいんです。ほとんど見たことないないですけどね。
19日 7月 2023
前回文理選択の話をしましたが、今回は科目選択のお話をしたいと思います。中学生には選択はないので高校生の科目選択についてですが、地歴公民の選択が通常二年生からあります。二年生からと言ってもクラス編成の都合上遅くても秋ごろ、予備調査は7月位にすることもあります。まず地歴の選択ですが、理系志望者は断然地理を勧めます。なぜなら歴史系は量的な負担が大きく、また文系で日本史世界史を二次試験で選択する学生つまり歴史に自信のある相手と競争しなければなりません。しかし地理は統計やグラフを見て分析したり比較的理系に近いことをやっていきます。言わば理科に近い社会なのです。現に某有名大学では理学部に地理学科があったりします。まあ歴史が好きでどうしても歴史を取りたいというなら止めはしませんが、難関大学や医学部を目指す理系諸君は社会の負担を減らすためにも地歴選択では地理をオススメします。
15日 7月 2023
高校生になると文系か理系に分かれます。看護系という分け方をしている学校もありますが、基本的に文理で分けているという前提でお話します。よく「数学が得意だから理系」「私は全然数学出来ないから文系」なんて話を聞きますね。まあ数学できない人が理系に行くと高校のカリキュラム上で色々困ることがありますから文系を選択するのが望ましいと思います。では理系はどうでしょう。数学系・情報系に行くなら話は別ですが、それ以外の理系に進むなら理科を基準に考えてください。どの分野でも実験や実習がもれなくついてきます。数学以外の理科の4つのどれか一つでも得意か好きかだといいですね。例えば医学部では入学後ほとんど数学を使いません。数学好きが医学部に行ったらびっくりします。生物系の勉強がほとんどなので。当たり前ですが。だから数学の得手不得手で文理を選んではいけないのです。数学系・情報系以外は理科を基準に選んでください。
04日 7月 2023
10年位前に出てきた話ですが、大学をG型とL型に分類しようという案がありました。前者はグローバル型後者はローカル型を意味します。北海道内ではグローバル型は北大のみで残りはローカル型に分類されてしまうのです。道内に限らず全国的に特徴のない大学が沢山ありますが、4年間もの時間をかけて数百万円のお金を使うわけですから、行って意味のない大学を選ぶのはあまり賢くありませんよね?決してローカル型が意味がないと言ってるわけではなく、大学選びを慎重に行ってほしいということです。実は道内には非常にユニークで面白い大学学部学科研究室が結構あります。大学選びはその後の人生に直接影響します。是非賢い選択をしてください。私達はそのお手伝いをしていきたいのです。
29日 6月 2023
試験の直前の指導はウチはやっています。まあ、基本的に短期オーケーなので試験前の指導はウェルカムなんですが、大切なのはその後のことです。子供ができない原因は一人一人異なるのでマニュアル化するのは不可能です。根の深い所に原因があるのも珍しくはありません。従ってその根っこを治さなければ解決にはならないのです。たとえて言うなら痛み止めでその場は収まりますが、病気を治療しなければ何度でも再発します。勉強においても同じですね。対処療法した後に根本的な原因追求そして解決にむかっていく。すなわち継続して学習していく必要があります。当会はその一助になれればと考えています。
21日 6月 2023
高校生の進路というと進学または就職ですが、就職を考えている場合は高校進学の時点で是非職業科を選択してください。正直言って普通科から就職するのは、たとえて言うと武器を持たずに戦いに行くようなものです。もし工業科や農業科に行く気にならないなら総合学科を選択しましょう。...
13日 6月 2023
中学生の進路は大部分が高校進学です。例えば北海道の場合公立高校がメインになりますが、現在のシステムでは内申ランクでAからMに分けたものがまずは前提になります。ここで注意してほしいのがオール3のGランクの生徒が真ん中レベルの高校に行けないということです。勿論GランクでGランクの高校に進学する子はいます。しかし大抵はもっと上のランクの内申を持っている子がGランクの高校を受験します。つまり真ん中の子が行くのは真ん中以下の学校です。矛盾しているようですがこれが現実なので、中学一年生から内申をしっかり取って受験の時に後悔しないようにしていきましょう。
06日 6月 2023
よく勉強法について聞かれることがありますが、勉強法など至って簡単です。多分5分で話せます。問題はそれを実行する能力があるかどうかでしょう。あとは道具ですね。必要な道具があり勉強する場所があれば、実行するだけです。道具の種類は子供の能力により個人差はありますが、適切なものを本屋で選べばいいのです。当会ではその道具の選び方も指導していきますのでご安心を。
01日 7月 2022
公立中学ではそろそろ懇談会がありますね。入試に向けて志望校を決めなくてはいけませんが、この時期に確定するのはそもそも無理な話です。夏休みそして秋からが本当の勝負です。更に高校は基本的には通過点です。あと八か月は短いですが将来の設計をするのに充分長い期間と思われます。本人も保護者の皆様も真剣に向き合ってください。そして、実りの春を迎えましょう。
16日 6月 2022
会長Tです ホームページ再開しました。これからもよろしくお願いします。